戦い〜Rock Arrange 06/07/28 「クロノトリガーアレンジ3発目:戦い」

mp3ファイル (3.83MB 128Kb/s 44100Hz Stereo 4:11)
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原曲:「戦い」(クロノトリガーより)

作曲:光田康典
編曲:ペンギンダンス
(敬称略)

06/06/03
:制作開始
06/07/28
:完成


原曲の「戦い」ですが、クロノファンなら聞いたことあるであろう有名楽曲ですね。

原曲が2部構成のループ延々…というものなので、アレンジの構成に迷いました。

 

 ロックアレンジとは言いますが、ロックの魂などペンには皆無と言っておきましょう。

そもそもロックをあんまり聞きません。なのでジャンルもまたよくわからないんですが、

これも「大別すればロック」ということで。前回も同じようなこと言ってるんですけどね。

…バンドスタイルな曲は全部ロックでいいんです。

 

 

 オルガンの微妙にアレンジしたフレーズとか、ギターソロなどは、

しばらくしてから聴きなおしてみると顔が赤くなったりしますが、いつものことなのでよしとします。

特にギターソロは、原曲の色が残るこの曲に於いて目立ってしまったペンギンオリジナル要素であり、

なんか今になって、やっちゃった感が湧き出てきています。

 

 ロックとかバンドスタイルとか言っても、所詮は全部打ち込みです。

しかしそれだけではつまらないと思ったので、今回はギターに「サンプラー」を使ってみました。

サンプラーとは、「録音された音声を、音階の付いた音源として使えるようにするもの」です。

ギターの場合、ちゃんとカットノイズなども付加させないと、生演奏には聴こえにくいんですけど、

カットノイズの適切な付け方とかはよく分からないし、「そこまでするなら自分で弾けるようになれよ」という面も出てくるので、

今回は「MIDI音源のギターよりは生っぽさを出す」ことを目的として、サンプラーを使用しています。

 

結果としては大きな意味は無かったかな…と思います。

色々問題があって、結局MIDI音源のギターパートを併用してますし。

 

 

 作業としては、後のほうになればなるほどめちゃくちゃ楽しくなっていきました。夜の魔力です。

サンプラーでギターを打ち込むにあたって終始思っていたのは、なんでこんな苦労しなきゃいけないんだ。と。

「欲しい音を得る為の苦労の大きさ」は、ギターを自分で弾く<頑張って打ち込む ではないかと思いました。

ベースなんかは打ち込みでも構わないと個人的に思います。(ベースは打ち込みで再現する苦労の大きさが少ないように感じる。)

 

私も簡単なギターのバッキングぐらいなら、練習すれば弾けるようになると思うので、

はやいとこ自分用にエレキギターを買ってしまいたくなりました。

 

 

 バンドスタイルと言ってるのにミキシングはそれっぽくありません。

それについての言い訳させていただくと、

ギターが生じゃない時点で、バンドっぽくミキシングする自信と気力が無くなるのです。

私の実力不足はもちろん、

全体の教訓としては、「エレキギターは自分で弾くなり誰かに弾いてもらうなり」ですかね。

 

 

 

構成及び製作中のリハーサルマーク

前奏-間奏1-A-B-間奏2-A2-C-B2-B3-エンディング

前奏(0:09)

間奏1(0:09)

A(0:21)

B(0:51)

間奏2(1:15)

A2(1:39)

C2:10〜)

B2(2:34)

B3(2:57)

エンディング(3:22)


制作日誌

 

06/06/03:制作開始

(日誌未記述):ギター1,2、ベース、オルガンを(B)の終わりまで入力、ドラムは(間奏1)まで入力。

 

06/07/26/0時〜:制作再開。サンプラーを使用しているギター1に対して、

 アンプシミュレータ、ステレオ効果、イコライザのエフェクターで音色作り。

 (B)の終わりまでハイハットとクラッシュシンバルを入力。

 

06/07/27/夜〜(B)のギター1の音色を提供しているサンプラーはベロシティ(音の強弱)に対応していないことが発覚。

 なので刻み系バッキングは表現できないということに。考えていた構成にズレが。

 仕方なくMIDI音源+エフェクターのトラック、ギター3を作成。(B)の刻むバッキングを入力。

 この辺からサンプラー使ってる意味が無い気がしてくる。

 ・使用エフェクターの量が更に増えて保存に時間が掛かる…

 ・ドラムを(B)まで入力した後、(C)のギターソロを入力。フィーリング一発勝負。

 ・構成を先に最後まで考える。ソロの後はB をもう一度、そして(B)にリードギターを加えたものをもう一度、その後にエンディング

 ・コピペや編集を繰り返し、全ての入力を終える。

 ・ドラムをミキシング前調整

 ・ベース、オルガンを楽器ごとにWAV出力。

 ・各楽器のWAVをミキシング

 ・「SoundEngine」の、-11.4dB設定のオートマキシマイズにてマスタリング代わり。

06/07/28/3:完成。